INTERVIEW

産休・育休を経て、子育てしながら働く保育士のロールモデルに

県町勤務 施設長代理

しおり先生

県外の大規模保育園で働き、結婚を機に長野へ移住。
小規模保育に惹かれたみらいくに就職し、産休・育休を経た現在は、
子どもを育てながら働く保育士のひとつの手本になることが目標です。

QUESTION.01

施設長代理の仕事を教えてください。
よりよい園づくりのために保育を全体から眺め、時には保育士として現場に関わりながら、周囲に広く目を向け、一人ひとりの職員とコミュニケーションを図った指導をしています。週1回のミーティングや月1回の1対1での対話で悩みや考えを共有。さまざまな経験を積んだ幅広い世代の先生方の話を聞くことで、私自身が学ぶことも多いと感じています。

QUESTION.02

育休・産休を経ての復帰はいかがですか?
生後6カ月で復帰し、子どもと一緒に登園して時短勤務をしています。信頼できる先生方に子どもを預けられる安心感があり、子どもの体調不良時はすぐに連れて帰れる、とてもありがたい環境です。育休中はコロナ禍で常に子どもと1対1で家にいる状況だったため、大好きな保育の仕事をしながらベテランの先生方に話を聞いてもらいたいと、当初の予定より早く復職できたことは子育てのプラスになりました。

QUESTION.03

出産や子育てを機に、働き方は変化しましたか?
出産前は保育士として保護者の方々からいただく感謝の言葉にやりがいを感じていましたが、保護者の立場になった今は、先生方への感謝が尽きません。同時に、保護者の皆さんが安心して仕事に行けるよう、子育ての頼れる場や心強い味方になりたいと、より強く思うようになりました。そのためにも笑顔は絶やさず、「ここに来てよかった」と皆さんに思ってもらえるよう、明るい園づくりを日頃から意識しています。

QUESTION.04

これからの目標は?
育休で職場を離れていた間、皆が意見を出し合って頑張る姿が復帰への励みになりました。また、復職後は「戻ってきてくれて安心できる」との言葉をもらい、戻れる場所があるありがたさを実感するとともに、自分の存在を認められた気がして自信にもなりました。今後は私が仕事も母親業も無理なく行うことで、結婚や出産を控える先生方にとって「こういう働き方もある」というひとつの手本として、力になりたいです。

MESSAGE

小規模保育は子どもだけでなく、職員にとっても一人ひとりに寄り添った指導ができ、よりよい園づくりにそれぞれの意見が反映される魅力もあります。また、育休・産休制度も整い、子ども優先で働ける環境もみらいくならではです。